12年前にチャーシューの味付けに苦労しているとき、知り合いの料理好きのマネージャーさんが教えてくれた思い出の1品が今日紹介する「シャトルシェフ」という鍋。
当時、チャーシューだれはボトルにいれて冷蔵庫に3リットルもつねに継ぎ足しで保管していました。
それこそ、このシャトルシェフと出会うまでは、とろ火でコトコトやりながら、もう疲れ果てた夜中3じまでかかってやってました(都内の仕事がおわり郊外の実家に23時半にもどり朝5時まで研究していたのです、、、本当、情熱とは恐ろしいですね、、また9時におきて12時には赤坂のTBSに営業にいく、、、そんな感じでした)
このシャトルシェフの機能の特徴は、「火にかけずに、たれやつゆのあじを厚みのある具材にしみこませること」なのです
普通コトコト鍋でとろ火でやるところ、一旦火を入れた内側のなべを、もう一つの外の保温なべに入れて、8時間かけてゆっくりとさましていくことで、深くあじがしみいるのです(普通は3時間ぐらいで十分、保温は8時間継続する)
汁のあじは、「温度がさがっていくときにしみていく」という特性を生かしているのです
アイキャッチの写真をみてのとうり、鍋の中になべが2重にある感じです
内側のなべでひと煮たちさせて、保温なべにいれるわけです
<用途>
豚の角煮、肉じゃが、煮魚、その他大きく厚みのある肉、やさいへのあじつけ
チャーシューも時々中を開けて、味をチェックして、切ってみてある程度しみたのを確認して、鍋からあげてジップロックして冷蔵庫で保管してました
<メリット>
①コンロが火を使いっぱなしにならず、開けられる点
②他の作業にうつれる(ほっとける安心感、ワンオペの仕込みに有利)
③出来上がりの味の期待感がある(あじのしみこみ)
④煮崩れの心配がない
⑤ガス代、省エネ
とメリット多いです
そんなに使わないと思ったあなた!煮魚やるときも、煮崩れしないようにできますよ!
料理はファーストインパクト!味付けのの道具は必須なんです!
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