中性脂肪を放置し続けて植物人間になってしまった我が愛する父の話(実話)⑬カテーテル検査で発覚したネガティブ要素 長年の中性脂肪がプラーク(石灰化)に!

健康と病気
2015/10/13 12:26

がんの時もそうでしたが、高齢者が全身麻酔手術を受けるときは必ず「カテーテル検査」をします

ちなみにこの検査は通常1泊2日程度の泊まりでやり、検査なので保険がきかず3万~4万ぐらいはします。

通常、足などの動脈からカテーテルという細い管をいれていき、造影剤をつかい心臓内腔の圧力や酸素飽和濃度などの測定をして全身麻酔の手術をしても問題がなさそうかというチェックをするのです

4年まえの80歳のがんのときは近くの主治医の先生のところでやったので、医師の結果説明も父本人がきいていたので、私Nも「問題なかった」としかきいてないのですが

今回は全部の医師の説明を私Nが立ち合いました

これからカテーテル検査を行う医師から驚くほどのネガティブな指摘がありました「CTの状態からみてかなり血管という血管にプラークがそんざいしていて、血管の状態はいいとは、いえません、、、このプラークとは、血管に付着した中性脂肪が長年蓄積し石灰化したものです、(カチカチとパソコンでプラーク部分を映し出してる)」

私N「どのぐらいですか?」ときくと

医師は「いや、もう全体的にです、かなり血管はボロボロとなっているところも、、なんともいえない状態が多い、、、」

私N「そんなに、、ボロボロなんていままでしりませんでした」

医師「いや、急にではないですよ、、これは、、、ただお伝えしておかなければいけないのですが、カテーテル検査でも、検査中にいれた管で、このプラークがはがれて血中に流れ込んでしまう危険性があるんですね、、、」

私N「と、、もうしますと、、」

医師「つまりですね、、、そのプラークが脳に飛べば脳梗塞、心臓の血管に飛んで詰まれば心筋梗塞となってしまうのです、、いや、もちろんならないようにやりますが、、、まったくその可能性がないとはいいきれないので、、、」

私N「なるほど、、、父さんいままで言われたことあった?前回のがんの時とか、、」ときくと

父「いや、中性脂肪は若い時から高めだったけど、脳梗塞とかはっきりとはいってないとおもう」

医師「もちろん、そういうことないようには、こちらも十分注意してやります、、ただ注意点の説明としてはその可能性はご理解ください」

私N「わかりました、、」

父「、、、、」

医師が去ったあと父の泊まりの荷物をもちながら病室フロアまで同行した

私N「中性脂肪が石灰化して、はがれるものになるなんてしらなかったね、俺もサラリーマン時代は父さんと同じで高値だったからさ、、酒のみだったし、気をつけなきゃだね、、これ家系の遺伝だね、、、」

父「母親(私Nの祖母)はそうじゃないんだ、、たぶんおやじ(私Nの祖父)の方かな、、?」

??というのは父の父親(私Nの祖父)は父が8歳のときに44歳の若さで終戦後まもなく病気で亡くなっていたため、、父方の持病の系譜をよくしらなかったのだ、、、、今おもえば父ががんに4年前なるまでは「うちはがん家系ではない!」と父は言っていぐらいだ。

病棟の看護師さんに泊りの荷物を預けて「お世話になります、父さん、あしたまた迎えにくるからね!」とその日は病院を後にした

家に帰って母に「いや今日さ、検査の先生がね、、、父さんの血管には中性脂肪が石灰化したプラークというのがものすごくたくさんあるといわれたよ、、、それがはがれて血流で流れると、脳に行けば脳梗塞、心臓に行けば心筋梗塞になるんだってさ、、、、俺もほら、、、中性脂肪父さんと同じで多いじゃない?、、、気をつけなきゃね、、しばらく、、油もの控えるからさ、、、」というと

母は「毎日ビールを飲みすぎたからでしょ!夏休みだけで4万円も酒屋に払ったことあるもの!」

と少し苛立ち気味にいいはなっていた、、、安月給の上に父のビール好きが長年家計を圧迫しお金で苦労させられた記憶がそうさせたのだろう、、、

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管理人

東京都出身。元芸能プロモーター歴20年。芸能屋時代ロケで47都道府県を旅しながら、うまい出し醤油やめんつゆ、調味料を日本全国から買い集め、自作ラーメンと餃子、揚げ物の研究を8年間行った。2015年に引退後は料理、FXなど独自の研究活動や勉強中心の生活をおくる。

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