福岡は結構、歌い手の担当になるとキャンペーンというのをやるので行きましたし、番組でも若干いきましたね
新曲キャンペーンというのは、新曲がでると、全国のテレビや、ラジオ番組、人の集まるショッピングモール(大体レコード店主催または仕切り)で歌って即売(その場で歌い終わるってCD買ってくれたお客さんにサインして握手する)をしたりするのです
もう、CDが売れない今の時代ではやらないとは思いますが、昔はあたりまえのことです
最後にキャンペーンに福岡に行ったのも2004年のことですから、もう20年近く前のはなしですね
朝からラジオ番組2本ぐらいゲスト出演して、地方テレビは朝と夕方に自社の生番組(おもにニュースをやっていて)夕方にゲストに出させてもらい、翌日日曜日のショッピングモールの出演の宣伝をしたりする
空いてる時間に、地方のレコード会社の営業所にいって、販促物へのサインや、コメント録音などするわけです
かつては、新人にとっては簡単にテレビはOKはもらえず、ラジオでコツコツというのも、みなやってたんですよ
そして、キャンペーンの唯一の楽しみといえば、夕食です
いわゆるご当地のものをいただくわけですが、福岡など九州にいくと、やはり、さしみ、お魚どころをレコード会社の福岡営業所の方がおすすめどころを予約してくれたりします
もちろん、普通の居酒屋さんなのですが、地元ではおいしいところ、という意味です
よっぽど、売れてる歌手でないかぎり、1流ホテル、1流の飯どころなんて予算はありませんから
次々出てきて、「いただきまーす!」とさしみを食べようと、小皿に醤油をいれたら、、
地元スタッフ「Nさん、そっちじゃありません!」というのです
私N「え?なんですか?そっちじゃない?って」
地元スタッフ「そっちはふつうのしょうゆです、こっちです!」と差し出したのは
また醤油??
地元スタッフ「福岡とか、九州ではさしみは、さしみ醤油でしか食べないんです!」
よく見ると、周りのテーブルにも醤油が2つずつ置いてある(しかもおなじ入れ物しゃない!、、わかりずらいよ)
私N「えっもう、入れちゃったし、いいですよこれで、たいしてかわらないでしょ?」というと
地元スタッフ「そんな、せっかく福岡まできたんですから、甘目のかんろ醤油でぜんぜんちがいますよ!」ともうひとつの小皿に入れてくれて
付けてたべると、、、、、
私N「たしかに!こっちのほうがうまいですね!」あまみと濃さがあり、さしみと絶妙にマッチする(言い方ふるいな)
ちょっと比べてみようと、ふつうの醤油につけて比べると、、、、
私N「あー--、これは、さしみ醤油を知ってしまうと、ふつうのではもったいない感が生まれてしまいますね」
地元スタッフ「東京にもいいスーパーにはうってますよ!」(まだあまりこのころはネットで買うという文化があまりない時代)
キャンペーンの買えりに羽田空港から渋谷の地下街にいくと確かに2種類ぐらい売っていてすぐ買った記憶があります
東京の居酒屋もさしみ醬油おいてほしいですよね、、、お勧めします
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