舞台の稽古も当時、勝ちどきには今のように開発されておらず、ところどころ、今タワマンがたってるところなども、下町情緒ある場所で、お好み焼き屋もおおかった。
Oさんが「おいN!稽古も半ばに来たからみんなでこの辺で中打ち上げでもしようや、この辺でお好み焼き屋あるだろ!探しといてくれ!」という指令が座長からきたりするほど、距離感は近くなっていた
この頃、Oさんは稽古場には,お付きの方はいないため、徐々になにかあればNに頼むようになっていた
私N自身も女性のタレントより、気遣いはすくなく、縦社会的で苦ではなかった。
東京公演も無事終了して、少しあけて、いざ大阪公演となった
私NのタレントさんとOさんは同じホテルに泊まることになった、たしかオータニだった(他の出演者はみやこホテルだった気がする、、、)その日はゲネプロ(大型ホールでのリハーサルのこと)をおえて、一緒のホテルにタクシーでつくと
Oさんは「おいN!おれの部屋に毎朝モーニングコール頼むぞ!俺が出たらよけいなこというなよ!おはようございますNです!といって切ればいい」
N「わかりました、お疲れ様でした。」
と言ってロビーでわかれた。
ここでNはホテルで必ずすることがある
これは、有名人のマネージャーならではの仕込みなのだが
よくファンのひとなどはタレントの泊まってるホテルを突き止めるわけです、そして、外から肉親、親
や身内を装いホテルに電話をいれてきて「○○の兄ですが、、今日そちらに泊まってる妹の○○(タレ
ントの名前)と至急連絡が取りたいのでつないでいただけますか?」などどフロントにいって、タレン
トと話をしようとする輩がいるのです
それを阻止するために、あらかじめフロントに行き
「今日から1週間お世話になります、○○のマネージャーのNと申します、お願いがございます、たと
えどんなことがあってもタレントの号室だけは誰にも他言無用でお願いします、それと○○あての外線
電話はすべてわたしに繋いでください、またはホテル緊急の時以外の直通内線はご遠慮頂き、○○あて
の伺い事や相談すべて私に言ってください」
というのです
基本外からの直接をシャットアウトするのです。スタータレントのマネージャーは24時間営業なのです
部屋に戻り、シャワーを浴びた後、部屋の電話が鳴りました
私N「さっそくどこぞの変質者が待ち構えたようにホテルにかけてきたか!」と電話にでると
なんとその電話はOさんでした
Oさんはうちのタレント(女性)に直電をかけたつもりでいます
私N「はい」
Oさんは「あれ?Nか?なんで○○のへやにかけたのにお前がでるんだ!おまえさては!」
私N「ちがいますよ!Oさん!勘違いしないでください、うちの会社のルールで、地方や旅先ではファン
が身内をよそおって外から外線でかけてきたりする対策で外線は全部マネージャーに繋がるようにホテ
ルにお願いをするきまりなんです!私の部屋にかかってるだけです!」
Oさん「なんだよ、、そんなことまでやってんのか!、、まあいいやおまえで、、、今から下で飲むから来い!10分で来い!」
私N「なんか、やばいことになったのかな?、、怒ってんのかな、、、」髪が濡れたままスラックスとY
シャツをきて急いで部屋を出てエレベーターに乗ったのを26年経った今でもよく覚えているんですよね、、、、あくまで大物俳優ですから、、夜中の呼び出しで良いことなんかあるわけない、、



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