「大きく力のある事務所から簡単に独立してよい!」というルールにしたら
「大手は大手でなくなるわけです」
だから、ダメにきまってます
有名になったら独立したら、、、「ただのボランティア活動」になってしまう
だから、「お金の生る木」「打ち出の小槌」にするまでは、大手とはいえ、「ねじ込み努力」をし続けるわけです
具体的には「ドラマ16クール連投」(1クール3か月なので約4年間ドラマに出し続ける)とか
「大手CM5社」とか大手プロダクションならではの芸当があるわけです
オーディションは民放ドラマには基本的にはときどきしかない時代になりました
だからこそ大手プロの「ねじ込み癒着の政治力」「主演枠」「プロダクション枠」これらを業界では
「ドラマ行政」というわけです
これほどまで、キャスティング(出演者の選定)を主演の事務所、系列プロだけで固めてくるか
と言うほど、関係のない弱小プロのタレント、女優は入れません、、、ブロックするわけです
私Nも局のチーフプロデューサーからは、Nの担当の娘で一旦は「決定」といわれたのに翌日に電話があり、
P「ごめん、Nちゃん、昨日の役のことなんだけど、、、主演のプロダクションさんから、、、この役はうちの子使ってくれなきゃこまる、、、っていわれちゃって、、、次別の役必ず用意するからさ、、、今回はごめん」
私N「○○プロだと部長の○○あたりがいってるんでしょ?、、、あいつもせこいですからね、、、わかりました、、プロデューサーの○○さんを苦しめるつもりはありませんから、その代わり必ず考えてくれるとおもっていいですよね?」
という感じに弱小の行政によるブロックで、、はじかれてしまうこともある、、、、「台本があがった時点で良い役は主演事務所またーでみんな決められていくため」
悔しいがドラマとは主演のプロダクションにキャスティングや主題歌権のイニシアチブが必ずあるのである
純粋な営業活動ではドラマはまずは入れないとおもったほうがいい
つまり、そこまでして、、育てた主演級の女優を「億を稼ぐタレント(億タレ)」を
みすみす勝手によそに生かせるわけがないのである
<強行突破して独立や移籍をするなら>
当然いくつかのペナルティが用意される
①損害賠償金の請求(お金)
②1年の活動期間休止の約束(期間)
③芸名の変更(肖像の変更)
オーソドックスなのはこの3つのペナルティ
まずはこれが基本ベースにあり
そしてさらに
「干す」
テレビ局のドラマ部権力者に「通達」がはいります
「うちに無礼と不義理をした○○はつかわないでね!」
これで、テレビから消えるわけです
だから女優さんは「舞台」だけに活動したりするのです
まあ今世間を騒がせている大手さんしかりですが
わりと考え方的には「あたりまえ」といえば、あたりまえではありますね
これ以上は言えない部分もあるので、こういう理由だから簡単には許せない
というわけです
「ただの女子高生をスターにしてやったのは誰だとおもっているんだ」論
なわけです、、、、、、あたりまえです
次には「協議的移籍」の具体例を紹介します
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