マネージャーといえば、なんとなくかっこいい響きですが
女をうる商売を「女衒(ぜげん)」と呼び。」女衒にほかならない
ましてや10代の女の子を大人の勝手なビジネスの飯のタネにしようというのだから
人の人生にたいして責任は重大のはずです
でも、10年ぐらい前、私が引退するころの若いマネージャーは、、その責任を軽んじていた
私が業界にはいりマネージャーになった頃1995年、、には先輩方にすばらしいマネージャーがたくさんいた
「自分の人生を犠牲にしてもタレントを育てる」という精神でやっていて
新人のわたくしN は尊敬し、深く感銘をうけたものです
局のプロデューサーも、ヒット番組を作るという旗印のもと、外部の人間にも愛情をもって一緒にしごとをしていた
とても素敵な時代の、、、いまおもえば最後だった
わたくしN は
お金よりも人を重んじた、、
10代で入ってくる女の子に「おとなのビジネスの理屈」は理解できない
でも、なんとか1歩1歩、、楽しみを感じれるように、二人三脚でつねにそばでつきっきりでそだて
いつかみなの知る存在となり「Nさんに育ててもらってよかった」と言ってもらえるように頑張っていただけのこと。
マネージャーは「将来の奇跡を信じて」頑張るいきものだったはず。
でも、若手のマネージャーは「ただの公務員のようなくそサラリーマン」が多い。
もともとそういう仕事ではないのに。
ファッションのつもりで入ってきてしまう
だれも育てず15年も付き人的な仕事しかできない人間がほとんどだ
「営業」もだめなら「才能の開発」もできない
だから、今の芸能界は質が低い
ユーチューブ動画のキワモノ映像に負けてしまう
ユーチューブ動画で昔より素材はさがしやすいはずだ、、
事務所に所属させても、育てられないなら、、「無駄な所属」と「迷惑な大人」の存在にすぎない事務所やマネージャーがいま増えていることだろう、、、
私は部下にいっていた「あなたたちは、どのタレントと心中するかきめてないからそだてられない」と
「迷惑な大人」だけならいらないね、、、
楽なしごとなら、、44歳で引退はしないでしょ、、365日休みなし、週三回は朝4時、5時までお付き合い、24時間携帯が鳴り続けるその生活で、体が壊れだしていた、、あと5年以内に大病になる、、そういう限界をかんじていたから、きっぱりやめれた。
その生活は壮絶でしたね、、