<芸能界>運の力 30年見てきて、運というものある ② 先ずは努力、、その中の化学反応として運の力学が動き出す 私Nの人生を変えた一冊の本

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2013/02/11 15:54

私Nが住んでいた埼玉県中部は30年前、やきとりと称して「やきとん」が名物のエリアだった。肉屋さんではおみやげのやきとりを多くの店がやっていて、南口の肉屋さんのやきとりは大好物だった

本屋はどうせからぶりでも、疲れたからビールとやきとりを買えればいい、、とおもいまず、一応本屋をのぞいた、人が10人入ればいっぱいと言う感じの本屋である、、、

音楽誌をのぞき、、エンタメのコーナーも少ない

すこし、正社員採用はあきらめて、バイトからでもいいかな、、、と「バイト募集の雑誌」にも目がいきかけていたその時

エンタメの雑誌ではなく、単行本、有名人のエッセイとかの並びに、おもしろいたいとるの単行本があるのが目にはいった

「有名人になれる本」

有名人になれる本というなんともあほらしいタイトルの本だった

手に取ると、歌手→  難易度星五つ、、かなりむずかしい、、とか

俳優→難易度星4つとか

芸能マネージャー →星2つ 有名女性タレントとの結婚もあるかも、、、とか

エンタメのひとつひとつの主要な仕事を、、どうやったらなれるかの、、How toが書かれていて

まずはこうすべし!みたいなことがかいてあって実に面白い本だった

呼んだ瞬間わらってしまう本だが、1995年当時バブルははじけてもまだ「夢を追う、掴む」という若者の「夢志向」は勢いがあり、時代向きの面白い本を立ち読みで読みすすめていくと

巻末に来た時電撃がはしった

「原盤製作社一覧」なるものが掲載されていたのである

新宿紀伊国屋にもなかった、、原盤製作社の一覧がなんと152社も名前、住所がかかれていた

体中に「なぜ?こんな田舎の本屋のあほらしいタイトルの本に、私Nの喉から手が出るほどほしい情報が書かれた本がみつかるんだ!」と電撃がはしったのを今でも覚えている

私Nはこのときから「自分には出会いの神が付いている」と信じるようになった

私Nはこの本を購入するやいなや、こんどはコンビニに走って「50円ハガキ」をかいまくった

1軒目「50円ハガキ100枚ありますか?」ときくと

田舎のコンビニの店員「そんなにあるかな、、、えーと40まいぐらいしかないですね、、」

私N「あるだけください」

銀行のATMで1万円をまた下ろして

4件のコンビニで160枚の50円ハガキを買うと

「赤いペンで就職面接希望」とかいて

思いのつてを細かい字でかきまくった2日間で152社,全部に書いてポストに投函した

ほとんど寝てない感じの2日間だった.

季節もう、8月末になっていた、「もう、必死でバイトでもいいから音楽業界に潜り込むしかない」という思いだけだった

やれることは、全部やりつくすしか、方法はない

この時できることはやった感だけはものすごくあった、、、

マツモトキヨシ
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管理人

東京都出身。元芸能プロモーター歴20年。芸能屋時代ロケで47都道府県を旅しながら、うまい出し醤油やめんつゆ、調味料を日本全国から買い集め、自作ラーメンと餃子、揚げ物の研究を8年間行った。2015年に引退後は料理、FXなど独自の研究活動や勉強中心の生活をおくる。

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