ここから巻き返さなければ!!と気持ちは焦り「音楽の情熱」や「御社のタレントほめごろし」などの用意した作戦につなげようと
次の質問をまった、、、がこの社長の質問は意外なものばかりだった。
社長「お父さんは何やってるひと?」
私N「父ですか?、、、公立中学校の教員ですが、、、」
社長「じゃ、反対されるでしょ?こういう世界は?」
私N「いえ、もう10年近くバンド活動をしてきてますので、、もうなにも私の決めることにはいいません、、反対はありません」
社長「へー、めずらしいタイプかもね、」
(って世間話はどうでもいいのになぁ、、、)
私N「お酒もかなりのみますし、すこし変わってる人ですが、、応援してくれるタイプです」
社長「そうなの、、良いわね理解があって、、、車の運転は?」
(、、と一向に音楽の話ができない、、車なんてだれでものれるし、、なんか、肩透かしをされてる気が、このままではヤバイ、、、)
私N「車は中古ですが自分の車をかってのってましたので、普通に運転できます、ペーパーではありません」
社長「車はお父さんが買ってくれたの?」
(いやいや、、、落ちるってこれじゃ、、、違うんだ、、、おれは音楽の話を用意してるんだよ、、、話さなきゃ、、、)
私N「いえ、3年ローンで自分でバイトして、毎月自分の口座から引き落としで買いました,もう完済してます、、」
(っていやいや、、ローンの状況とかどうでもいいでしょ?芸能プロダクションの社長面接で、、なにが完済してます!だよ、まずい、、このままおわったら本格的にまずい、、、)
社長「なるほどね、、、何か聞きたいことある?」
(ええええええっ!もう終わりっ??ということは、、、落ちたか、、これは?!なんか言わなきゃ、一言なにかを、、)
この流れから「音楽の情熱」とか知ったかぶりアピールは逆効果だ、、、、、
と
もう何かやらせてほしい、、、という気持ちからでた一言は
私N「あの、、、365日休みはいりませんので、、、、何でもやりますので、、、よろしくお願いします!」
(チーン、、、、、、終わった、、、なんだそりゃ、頭悪すぎコメント、、もう桜散った、、、、、やっちまった、、、、、やっちまった、、、、、やっちまった、、、、、やっちまった)
社長「ははははは、、、(楽しそうに笑い)、、でも芸能の仕事ではそういう気持ちは大事かもね、、」
(フォローかよ、、、落ちた、、、確実に、、、 、、やっちまった、、もう今からやり直す空気はつくれない、、)
なぜか私Nはベラベラ言わない方がよい気がして、いや、、この社長さんには「下手な小細工」や素人のにわか評論をしないほうがいいという空気を感じて、、自分の出しゃばりトークをつけくわえるのを最後にあきらめてやめた、、そう
用意したものはなにひとつだせなかった、、、、終わった、、
シーンとなったあとに
社長が思わぬ言葉を発した
社長「それで、一応、○○試験をやろうかな?とおもってます!」
私N「えっ?○○試験?」
コメント