大手ならではの力とお金で音楽を売る時、まず核となったのは、3つ「多額の宣伝費」、「ドラマ主題歌」、「TV音楽番組出演」が主要な材料となります
大手事務所のブッキング力で「音楽番組」を全部一周させることを目標に動きます!TV番組はレコード会社よりプロダクションのつながりが濃い部分も多いからです
「多額の宣伝費」も1億でも十分「多額」ですが、アルバムの宣伝費では私Nの聞いた最大では14億というありえないお金をつかったレコード会社さんもあります
当然お金をかければかけるほど、、、回収ポイント「リクープ(と業界ではいう)」するのが大変になるわけですが、、1度売れたアーティストは3作品ぐらい売れ続けるので、1年、、、2年という期間のリリースのトータルで黒字が大きく成ればよい、、という考え方もあるので、、だいたい1作品めにドーンとお金をかけるわけです
「ドラマの主題歌」にもお金がかかるのか?というと「かかる」「タダでないことが多い」わけです
あんまり血生ぐさいタイアップのことは書けない(笑)ので、、オーソドックスな一例、、、、
一概に、こういう風にお金が流れるとは決まってないですが、一例をあげるとするなら
かつてこういうケースがというはなしをします
まずドラマの主題歌権のイニシアティブは主演の事務所にあります。主演が歌手もやっているケースはほとんどが主演の方の曲になるのはそのためです
ところが主題歌権が別の事務所の曲の場合も例外的にあります
主題歌権を「外に出す」とかそういう言い方をする場合です
「いろんな方の介入」のもと外のプロダクションの歌手が主題歌権を手に入れた「A主題歌プロ」とします
A主題歌が仮にヒットして1番もうけるとしたら?と考えれば「レコード会社」や「音楽出版社」になります
TVドラマでTVスポットCMのバックで繰り返しながれます、、つまり「楽曲宣伝」なわけです
つまり「レコード会社」は「お礼のお金(タイアップ費用)」を宣伝費として用意します
500万から1000万とか金額はレコード会社の努力次第ですが、、、、(中には2000万とかふっかけてた時代もある)
仮に1000万として、、このお金がまず、、、ドラマの制作会社や、、「タイアップをコーディネートしたフィクサー(主題歌を取った人)」やその他に合法的に「プロモーション費用、制作協力費」名目で支払われます、業界でいう「制作、プロモーション協力費」とは「細かく聞いてくるな、、」というお金の流れです(笑)
よくいう「タイアップの権利」などをお金に替えるというのはこういうことです
つまり、「音楽を売りたいから女優や俳優を育てた」という大手プロもあるのです
そのぐらいドラマ主題歌は「主演プロ」の支配力が強いのです
ですから、、「揉める揉めないあれこれ」に主演級女優の移籍なんて、、、「主題歌権」「CM契約料」など強い大金の動く利権も付着するわけですから、、揉めにもめるのはあたりまえなのです
CMのタイアップ曲にしても、だいたいそうです、、、出ているCM女優または、その事務所の歌手、、または関連プロダクションの楽曲が流れます
ただしCMの場合、タイアップ、コマーシャルソング、既存楽曲使用する曲の3種類でお金の勘定が違います
次回はCMの楽曲についてすこしお話します
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