今や、社会問題となっている特殊詐欺、郊外の高齢者住宅街にはひっきりなしに電話はなっています、
まさに私Nの家はターゲットの一つです、ここ15年ぐらいはずっと手を変え、品を変え、うちの両親
のような高齢者に詐欺を仕掛けてきています。
そんな、仕掛けてきてるなかでも、最近あった話で、私Nが途中で気づき、撃退したお話です
話は1年前、ある私Nが休みの日起きてくると、母が玄関を片付けていて
私N「母さん、何かたづけなんかして、、、」というと
母「ちょっと、3時にお客様がくるんでね、、」という
私N「誰?ご近所さま?」
母「いや、保険屋さんで、屋根が台風で壊れてたら保険でタダでなおるそうだから、、」
私N「タダで?なんでただで屋根がなおせるの?屋根壊れたの?」
母「いや、だからみてくれるそうよ、、」
私N「なんて業者?電話番号わかる?」
母「○○さん、そのあとかけてもずっと話中ででないのよ、、番号みせて」
私N「あやしいので、電話いれてみると、、、(ツー、ツー、ツー)、母さんこれおかしいね」
母「そう?女の人で丁寧だったから、、」
私Nが業者の電話、名前をパソコン検索でチェックしてもでない、、、
私N「母さん、これ詐欺だとおもうよ、3時に呼んだの?くるの?(この時すでに1時半)」
母「なんか電話にずっとでないのは、へんだよねー」
私N「いや、ほぼ間違いないね、母さんはいい、俺が対応する」
そして3時丁度に「ピンポーン」とチャイムがなる、外には作業員らしい2人の若い男がきている
外の門に錠をかけたまま、私Nが出ていき
私N「母がお願いしたらしいけど、屋根は修理するとこないから、キャンセルの電話いれようとしたけど、、、そっちは全然つながらないわけだよ、、、、そういう、電話だよね、、、」というと
男2人は少し顔をみあわせて、アイコンタクトを取る様子
私N「わるいけど、、お引き取りいただくしかない、ごねるなら、、強要とみなして、、民事の話でなく、強要罪で、、警察呼ぶしかない、、、」というと
一人は前の男のそでをひっぱった(いくぞ!という見送りのサインだ)
一人の男のサインで怪訝な顔つきで、自分のチラシをだして、車に2人はむかった
私N「悪いね、、、」といってチラシをうけとった
一瞬で詐欺とわかった
理由は
作業ジャンパーが「ぴかぴかの新品」だ
若い男の作業員なら、作業着はふつう汚れまくっているはずだ、1日何件も屋根に上ってないことは明白である。
電話してきた会社の名前と、チラシの業者名も違う、パソコン検索かけたら、登記はあるが、ホームページなどない、いわば休眠のダミー会社のようだ
一応消費者センターに「情報提供」すると、この手の火災保険詐欺が近年被害が増大しているとのこと
<火災保険詐欺の特徴>
①電話予約はかけ専門(発信専用)の電話でアポとりをする
あとでキャンセルしようと思ってもつながらない
②業者を装い、工務店風のジャンパー(ぴかぴか)きた男が2人できて「適当にみて古い屋根を壊れてると指摘して」→「工事、保険金受取まで代行の契約書に印をつかせ契約成立」
③後日やることない工事をやったふりをする(適当に行う)
※キャンセルは違約金200万とかかいてある
保険金がおりなくても、足りなくても、すでにした工事代は支払う契約で、残り50万など払わせる「多額請求する目的型」
そして、合法的な工事による費用のぼったくりをするシステム
今回は未遂で済んだからいいが一旦ハンコとサインしたら、民事不介入につきほぼアウト!
<防ぎ方>
電話は留守電、高齢者直接出ないようにする
これしかありません
留守電を詐欺はいれず、「ガチャッ」ときってしまうので、知り合い以外はでない、警察を名乗ったとしても、まずでないように
警察から人生で直電なったことあります?ほとんどないでしょ?
「警察」「財務省」「金融庁」などとなのってカードをください!といったらアウト!
キーワードは「キャッシュカード」をください!これアウト!
と電話前にお年寄りの方にわかるように紙にかいて張っておくのもよいです
ご高齢のご両親の息子さん、娘さんは守ってあげてください!
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