20年の芸能プロモーター時代で、日本全国47都道府県を旅してきて、いろいろ体験させていただきましたが、、、
スゴイ○○とであったな、、、というものは結構少ない
それに、あったとしても、、自分と接点のあるものしか見ていなかったりするのは、、、正直なところです。
今回、ご紹介するのは12年ぐらい前の出会いで、北海道の釧路に立ち寄ったときです
当時私Nは、引退したら「ラーメン屋」を開業しようと、自作ラーメンの開発に没頭している時代で、
旅で各地にいくと、ご当地の「だし醤油」や「めんつゆ」を必ず買って帰り、自分の作るラーメンのた
れ(かえし)の補強に使えるかどうかを毎回、実家にかえっては試作をつくって試していました
実家には家の冷蔵庫とは別に、私Nのラーメン開発専用の冷蔵庫があり、そこには試作品のたれが、最
初は「1号」と瓶のふたにかかれ、新しいものができると前のを捨ててと、
7年間の開発期間で通算67号まで、たれは改良を重ねてきました。そのほか「スープの開発」、「ラ
ードの開発」とこのラーメン3要素の開発を同時進行ですすめていき、七年間の通算でかかった開発費
の合計はなんと260万円に及びます!
特にお金がかかったのは「チャーシュー開発」と「スープの魚の削り」はお金がかなり飛びました
いい豚肉を手に入れるため、バラは4kg、ももなら8kg 肩ロースは2kg、1頭にたいして小売
りにする最小の単価のkgがきまっているからです、おおすぎて捨てる肉正直多く、それと
冷凍車が実家に2日おきにきたりして、母にも大変迷惑をかけてしまいました。でも今は、親孝行してとりかえしてます(笑)
けずりも「削り屋」と「節屋」はべつなのです
削った瞬間のフレッシュ感とか香りとかこだわりだしたらきりがないのですが
素材だけはいいものをと、枕崎の鰹節屋から直に「10kg、20kgかうからゆずってくれ!」とかわがままをいっておくらせて、
それをまた都内の削りやに直接個人で交渉して「これを倍金ははらうから削ってくれ、何ミリで2kg、あつけずり1kg、また何ミリで2kg」と細かく指定して(笑)(おまえは誰だのはなしですよ、、)
芸能プロモーターなんて長くやると、「無理をお願いするのがあたりまえ」になってしまっていて、、、ほんとごめんなさい。
前置きがながいですが、そういう人間が絶対的な自信をもっておすすめする
北海道の釧路に実際あるお蕎麦屋さんらしい、、、いったことないですが、、、の
「汁の素」というそばつゆです
おみやげ売り場でみつけてレジのかふたりに「これは有名か?おいしいか?」など地元のホントの声をきいたら
「おいしです」
というので買って実家で自分のたれに補強で仕込んだら、格段に味が向上して感動したのです!
「おお、まじか!」
特徴でいうと「深く、あまくなく」かけ(うすめてつかうこと)でももり(つけつゆのこと)でもいけて
「塩分が舌にささらないのに(化学調味料も弱めでしょう)、だし感が深く舌にのこるのです」
らーめんのたれの難しいのは、しょうゆが弱いと「脂負け」することです
ラーメンスープをれんげですくうとはじめは半分はラードがはいるのです
ラードは動物性であまいので、塩分が弱いとたれのあじが負けて、「あぶらっぽいだけ」と悪い印象になってマイナスポイントがつきます
ここの「最初の醤油感」でスープの印象は決まってしまうのです(1杯目勝負という)
自分の元だれの強さと甘味のないつゆはうまくマッチしたのです
ネットとかでは小さいボトルしかだしていないのですが
すぐ私Nは竹老園さんにでんわして「たくさんかいたい」というと、1小瓶(1.8リットル)もじつは売ってました(当時は)
1小瓶で6本買ってましたね(笑)、、開発に出費はつきものですから(笑)
ですから、べつにあっせんするわけでもなく、関東にはないおいしいつゆが夏に1本あるほうが楽しいですよ!
と言う意味でクリックできるように貼っておきます(結局貼るんかい!)
でも、損はない!
【北海道 釧路市の老舗そば処】竹老園 東家総本店の「汁の素」 価格:756円 |
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