東京最後の昭和からの下町「せんべろタウン」立石。10年ぐらい前、多い時、週3日はこの町に4時から入り浸ってぐるぐる5軒ははしごしましたねー
「せんべろ」とは「千円でべろべろになる」の略で、安くて飲める店がたくさんあるので「立石行った
ら最低3軒ははしごしろ」という言葉もあるほどのんべえにはたまらない街です
ホントは全部紹介したいんですけど、、10話ぐらいになっちゃうから、、またの機会に、、
今回はその数ある名店のなかでも立石を代表する店、もつ焼きの「宇ち多」さんの有名な酒「梅割り」
を自宅で再現して味わえる魔法のシロップの話
このお店にはルールがあって14時ぐらいから開店、夕方17時にはもつのいい部分(部位)はうりきれてしまってるほど人気です
<宇ち多のルール>
※このお店は基本2件目お断りです。酔ってはいることはできません!
①裏の暖簾から顔をだしながらまつこと
わたしずっと待ちますという姿勢をアピールしなければいけない
②「何人?」ときかれるまで暖簾から顔をだしつづける、そして2人とかこたえたあと店員さんがあごで座る席を指図するのをまって店にはいる
③店員さんが前にきて「何だす?」(宇ち多は店員さんは客にタメ口でいっさい敬語や客への敬意はありませんので、ご了承ください)行儀わるいとたたき出されます
この1回目の「何出す?」は飲み物の話です!一気に飲み物と食べ物を一緒に注文してはいけません
地味に「梅割り」というと、右の小脇に「宝焼酎25度の一升瓶」、左の小脇に「梅シロップ」をかかえてきて
ガラスのコップ皿にぐいのみのグラスがのっていて、、そこにまず擦り切れいっぱいの焼酎25度を注ぎ、次に梅シロップを2回「しゃばっ!しゃばっ!」とますにこぼしながら入れるのです
それをきゅっとまずのむと
ほんとに「五臓六腑にしみわたる酒」とはこのことだ!と41歳で立石デビューをした私Nは感動したものです!
ただお酒に弱い方といったとき2杯のんだら、ふらふらで具合が悪くなった人もいたのではじめは
1杯でやめると約束してください
もつ焼きも
わかやき(すこしだけ火をまわりにいれる)
よくやき(しっかりやくこと)
酢(すをかけてもらう)
など、ラーメン二郎じゃないけど常連さんはやきかたも指定します
「ればたれ、わかやき、す!」と注文すると2本のレバーのたれやき(中はなま)にお酢がびゃっとかるくかかったのが出てきます
梅割りも180円(2012年当時)
レバー2本180円
とめちゃくちゃ安いわけです
これを食べて梅割りをキュッとやるのが最高なんです
この梅シロップを何回もいって銘柄をメモして、家でもやったら飲みすぎてしまい、、、やばいんですけど
焼酎のむなら梅割りを知らないと人生そんしますよ(笑)!
お会計をというと「900円」ぐらい、、、ここからいい気分ではしご酒をスタートするのが立石流なんです
この梅シロップは「天羽の梅」というものです
焼酎は必ず宝焼酎25度で、その上にすきなだけ、かけまくってのんでください
ただ飲み口がよくなりすぎてやめられなくなります
アル中の責任はとれませんので、あくまで自己責任で!
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