金製品の真贋テストはプロの買取業者もきまってだいたい同じことをします。
これは今日から、あなたもできる簡単なものなので、「知識」として知っていて損はないので書いておきます
まず必要なもの
①磁石(100円ショップの丸い鉄の磁石でOK)
②ルーペ(30倍ぐらいのもの)
以上2点、、、これだけ
「マジかよ!」
と思われるでしょうが、「マジです!」
まずこれ<磁石の使い方>
近づけるだけ
金のものは磁石に反応しません。反応したら偽物です
k12,k14,k18,k24でも金の含有量に左右なく反応しません
磁石にはんのうしなかったら次に進みます
<ルーペ>の使い方
指輪→裏をみます
本物なら「K18」や菱形のマーク、または日本の国旗の旗などの目印が刻印されています
日本の国旗と菱形は「ホールマーク」といって日本造幣局が押した刻印でほとんどが本物であるとおもってよいでしょう
菱形のなかには「750」これは金含有量75パーセント、つまりK18=18金を意味します
ネックレス→引き具、まるいところ(※この引き具に使われるばねは鉄なのでここだけは磁石がくっつきます)をひっかける丸い穴がある部分の裏側によく、国旗と菱形のホールマークがあったりします(国旗+<750>)
いずれにしても本物の金製品はほとんど、どこかにK18.やホールマークが入っているのです
ホールマークがなくてもK18だけでも「買取業者」は本物としてかいとります
ただし、この「k」にも2種類あって数字の前にk18(まえkと呼ばれる)とあるものと18k(あとkとよばれる)ものでは査定額が違っているのです
k18まえkのものは日本国産とみなすのに対し、18kのあとkはアジア製造のものが多いらしく金の含有量が実際には75パーセントに満たないものが多いそうなんです
これは私Nが都内のプロの査定人に顔見知りがいまして、郊外デパートなどに1週間とか期間をきめて、出張買取に来るときに、出向いて行って、お客がいないと長話するのできいたはなしです。
ですから18kは→14kとしての値段、ワンランク下の含有量であとkは査定額を出すそうです。
ちなみにハードオフの買取人に「査定手段は?」とインタビューしたところ、やはり
「磁石」と「刻印」で判断するとはっきり答えていました
そのぐらい、日本には金のまがい物が少なく、「まえk」においての信頼性は高いそうです
対してブランド品などはプロの鑑定士でもキャリアが浅い人は引っかかってしまうほどの「スーパーコピー品」が多く出回っています。ロレックスの時計なんかは20年前とは比べ物にならないほど精巧につくられた偽物が多いそうです
手に取らずにネットで見つけて、ブランドの中古を買うと、必ずと言っていいほど、偽物をつかまされることが多いのです。お気を付けください
金は24分率
k24(純度99.99パーセント)
k22(91.6パーセント)
k18(75パーセント)
含有量が少ないほど数がすくなくなっていくのですが、先日の銀歯の話にちなんで話をしますと、
「金歯」に使われる金は
「K9」や「k10」
あたりだそうです
日本も今は火葬ですが、土葬の時は、墓場荒らしといって、棺桶のなかの貴重品をねらう、盗人がいたらしいのですが、もし現代に土葬ならまずねらわれるのは、金歯と銀歯ではないでしょうか?
そして、もうひとつ金の知識としてのスクラップ素材は
「万年筆」ですね。最近の若い人は万年筆を知らない人もいるとおもうのですが、検索してみてください
万年筆の古いものは先端の金の部分に「k24」「k18」「k14」「k10」と刻印がはいっています
古いスクラップ素材としてヤフオクに良く10本とかでまとめて、出品されますが、こちらも値段はかなり高くつくことがおおく安く手には入りません
売る方も相場を調べてから値段をつけていますから、金は皆安売りしないのです
他にも家で素人の方にも真贋の見極めができる方法がありますので、次回ご説明します




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