私Nは発見した秘蔵音源の8ミリをなんとか正常に、一番いい形で再生可能な原盤にしたかった、
ある人に託そう!そう思って走った先は
有名作曲家のレコーディングスタジオだった、、この年、私N担当の歌手のプロデューサーを大物作曲家の方が手掛けて頂いたご縁で、このスタジオのチーフエンジニア兼作曲家のマネージャーのMさんと近い間柄であった。
電話をいれて、会いに行くと
Mさん「ああ、どうもお元気ですか?」と気さくに迎えてくれた
私N「すみません、、、急に、、、実は、、、で、、、この8ミリが出てきたのですが、社長がいうには、間違いなく別荘でレコーディングした、歌手A(昭和の大物歌手)の秘蔵音源とのことで、、、何分1972,3年のころのものらしく、、どのような形で原盤化するのがいいかまず、ご相談させていただきたいのですが、、、」
Mさん「なつかしい、、、8ミリかぁ、、、かなり前のものですね、、いずれにしても、、、まず再生ができるか、、、チェック、、、それから、できそうなら、一旦ハードディスクにとりこんで、まず原盤とするという感じですね、、、これ、、リリースもの?ですか?」
私N「音源のクオリティ次第ですが、私個人的にはどうしても出したいです、社長がOKすればですが、、生前の所属メーカーに話を持ち込むつもりです、、、原盤印税と歌唱印税、プロモーション印税含めれば事務所側で15パーセント以上で交渉できるとおもいますし、、当時のオフショット写真などでジャケつくればメーカーはプレス費用とわずかな宣伝費だけですみます、、、、ミニアルバムなら3000枚でリクープしますので、、、利益は確実に出ます、、、30年前の秘蔵音源なら話題性も十分です、、、」
Mさん「ふふふ、、、さすがNさん、、、、もうビジネスの組み立てまでできあがってますね、、、わかりました、、、じっくりやりたので3週間ほどいただければ、、、責任もってやらせていただきます」
私N「Mさん、恩にきます、何卒宜しくお願い致します。」一番信頼できる、ベテランチーフエンジニアにお願いできてまずは安心した
ただし、気になるのは
何しろ素材の保管状態が悪く、倉庫の段ボール保管では、目にみえないカビやホコリがかなり付着していることがよそうされ、
再生ができても、鳴ったり、切れたり、音が波うったりはかなりあるかもしれない、、、、
そのことは発見したときからの懸念事項ではある。
いずれにしてもMさんからの連絡を待つしかない、、、、
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