私Nが27歳、この方は36歳のとき。この方のプロデュースするコンサートに私Nの当時担当する歌い手が出演させてもらったのが出会いでした
コンサートのリハにつくとこの方はピアノをひいていたり、、
レコード会社のディレクターとは思えないほどアーティスト感覚が優れた方で、歌手に歌い方をボーカルブースで実際に歌ったりしてみせたり
古き良き時代のディレクターの代表の様な方でした
かつてのレコード会社のディレクターは元歌手や元バンドマンは多くいたのですが
私Nの時代はお勉強ばかりして、音楽はさほどもしらない早稲田や慶応大学出のサラリーマンが情熱もなくサラリーマンとしてやってたりして
歌手を育てる気もあまりない人が多かったのに対し
この方は例外の推薦されて入社した中卒の方。ありえないのですが、、本当です、、ご本人がおっしゃってました
大手レコード会社に中卒はこの方だけでしょう
この方は37歳からはご自分で会社をつくり独立して今も社長さんですが、レコード会社時代の何かのインタビュー記事で感動するひとことをおっしゃつてました
この仕事は「自分一人の思い込みで勝ち負けすることを醍醐味とする仕事」
とおっしゃっていて
この言葉よりいい表現はないとおもいます
この自分一人の思い込みというのが大事で
会社の人含め自分だけがこいつが将来売れると信じてる
そして勝負して
勝敗を決める
おれは売って見せる!
そういう意味なんです
自分一人の思い込み
が何百万人にしられたり
有名人をつくったり
ほんとにそのダイナミック感は
他の仕事にはない感動がありました
いまはディレクターではないですが、、、またなにか当ててほしいですね
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