15年前からラーメン、10年前から餃子、9年前には揚げ物、と研究開発の幅を広げていく中、家庭的なメニューも作りたいという願望が生まれ、考えていく中で、子供のいる家庭の食卓の中心ともいえるメニューがあります
カレーライス、ハンバーグ、スパゲティー、
そして、コロッケ、メンチです
お弁当のメニューでも定番と言えます
そして、うまいコロッケやハンバーグを食べたいと調べると、、、行きつくのは決まって「肉屋さん」が上がってきます
都内でもいくつか有名な行列店があります、、これは皆さんでもすぐわかります
でもなんで肉屋さんなんだ?とは思ったことありませんか?
だって有名デパートの地下のもの、そのほか惣菜店、一流といわれるトップブランドの店のものはほとんどない。
みんなきまって「肉屋」、「下町」「個人店」とこの3拍子が共通点。
どうしてみんな肉屋なんだ!はっきりさせたくなり
不思議に思って、実際に3軒に絞り込んで、直営店にならんで、買って食べてみて、其のうちの1軒に的をしぼり、その秘訣を探るべく、計画をねりました
店主さんにそのタネと仕掛けをきくためです
<その方法>
①まず、何度も通い、ここのメンチのファンであることを認知してもらう
②行く度に世間話を軽くしてコミュニケーションをとり、警戒をなくして、親しみを感じてもらう
③周りにとても喜ばれるので、少し多い量を買いたいから取り置きのお願いをしてみる
④これがOKなら、いろいろきけるタイミングとなり、一番他のお客のいない時間を調べて、その時間にとりおきメンチをとりにきて、他のお客がいなければインタビュー開始!
とこんな手順でがんばったのです
長年芸能プロモーターで「売り込み」はプロ中のプロです
簡単に誰だって教えたくないことはあるわけです
ある「お土産のから揚げ」屋では
衣のこなの種類をきいただけでも
「作り方にかんしては教えられない!」と軽く一蹴されてしまい!「たかがまわりの粉のことだけだろ!」
とこちらも交戦状態になったこともありました!
そのぐらい行列店ほど、使っている素材はもとより、タネと仕掛けに触れることは何気ない会話だとしても
アンタッチャブルな領域なのです
次回、そのコツコツの成果がみのって、その理由がわかりましたので、書かせていただきます
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