無事に風邪をひくこともなく、家族もひいてうつすことなく入院をベストコンディションでした父。
私N「じゃ、皆さんのおっしゃることを聞いてね、父さん、面会はコロナで病室までははいれないそうだから、このミーティングスペースまで歩いて来れるようになったら会おうね!」
父「大丈夫だ、ワガママはいうつもりないよ、、じゃサンキュー」ととても元気だった
手術当日は私Nが用事があったため、兄に立ち合いをお願いした。
手術当日、兄も久しぶりに父と会い兄曰く「小一時間、たわいない世間話」手術前にしたそうだ
兄から夕方に母のところに「無事手術はおわった」と電話があったと、私Nの携帯の留守電に入っていた。
わが父を84歳で大手術に挑む勇気はすごいな、、、と終わったその時はおもった。
翌日病院からの電話をまっていたが何も連絡がなかったのは、家族も不思議だったが、「無事終わったと兄から連絡も来ていたので、あえて医師を呼び出して聞くのはやめよう、、」と母と話をした。
そして手術から2日目の朝9時すぎに家の電話がなった
私Nはその電話の音で目が覚めた「病院からだ!」
母が先にでて「はい、、はい、、」と2.3返事をしたあと「今、息子にかわりますから、ちょっと待ってください」と母が子機をもって寝てる部屋にきた
その時直感的に「やばい事が起きたな!」と母の声で一気に体に悪寒がはしった!
その悪い予感は見事に的中した
父がまだ意識がもどらないのだ
医師「あ、息子さんですか?実はお父様なんですが、手術後におきた脳梗塞の影響で、まだ意識がもどってない状態です、、、それで執刀医からも状況のご説明をしたいのですがお時間ありますか?」
私N「きょうはさすがに難しいですが、明日の夕方なら、、17時に伺えます」
医師「わかりました、別のオペがあるので少々まっていただくかもしれません」
私N「大丈夫です、父をよろしくお願いいたします」
翌日、大事な場面だからと母を乗せて夕方病院にいくと、まだ別のオペ中で外のソファーでまっていると看護師さんがきて中のミーテイングルームでまっていると、30分ぐらいあとに、執刀医が私たちの前にすわり話をはじめた
執刀医「手術の方は一昨日とどこうりなく終わったのですが、、その後に大きい脳梗塞が脳の一番太い脳幹のところにできてしまったようで、今だ、意識が戻らない状態なのです、、」
私Nは「父は今後回復する見込みはないのでしょうか?」
執刀医「今のところでは意識がもどるかどうかわからないです、、このまま、ダダッっと具合がわるくなって、、(これは死を意味していたと解釈した)、ということも考えられますし、、大変もうしあげにくいですが、、」
この時私N「今後はどうしたらいいのでしょうか?」
執刀医「このままの場合は、1週間ぐらいで、症状が安定したら、今の状況で入院を受けてもらえる療養型の病院に転院をしていただくということになります、、ご高齢ということもあり、このようなかたちになり私たちも残念ですが、、、」
私N「今から打てる手はないということですね、、父はこの病院が大好きでした、この病院のブランディングを信じて手術に挑んだんです、しかたないとは思っています、、ただひとつ聞かせて頂きたいのですが、、父はいったん手術をやめる(実は入院翌日にやめると一度いいだしたタイミングがあったのだ)といったそうですね、、あの頑固な父がなぜ、やっぱり手術する、、と心変わりをしたのでしょうか?」
執刀医「やらなければ、、死んでしまうから、、、です、すぐではないかもしれませんが、あの状態のままでは、長くはもたなかったとおもいます、、それはご説明させてもらいました、、、」
私N「なるほど、、、わかりました、大変お世話になりました。お母さんか何かある?」
母「いえ、お世話になりました、、」
と言っただけだった
正直このときは、医者の無責任さにかなりフォーカスが行ってしまい、本当に「無事に」「滞りなく」「手術はうまくいった」???「初めからこの手術は無理だったんじゃないか」??
100パーセント疑わしくおもった
頭に血が上るのを必死で押さえ!我が家の運命は、長年の家長であり、母にとっては夫が、想定外の展開にこのあとどう出るのが正解か!?私Nは考えに考えここから2週間ぐらい睡眠時間は毎日2時間ぐらいの生活になる
コメント