社長面接から3日後に連絡は入り、2月頭の週の月~金の5日間で実地試験が行われることになった。4月からの新卒採用試験で2月に最終とは、、まずこの会社だけであろう、、、しかも「実地試験」を行うのもこの会社だけだと思う
私Nの武器はここまできたら、人と人のガチンコであり、「秘書入門」のにわか秘書知識より、パチプロの兄貴分に何年もついて舎弟としての修行をしてきたことのほうが役にたつのは分かり切っていた
この兄貴分はWさんといい私Nより8歳上の元は千葉のパチンコ店の店員をしていて、体調をくずし、生まれ故郷の埼玉にもどり、一匹オオカミのパチプロとして生計を立てていた人だ
ひょんなことから出会い私Nの住んでいた町からは2つ離れた町で「孤高のパチプロ」をしていたのだが、長髪で金髪にちかい私Nにもめずらしく差別をしないで話をしてくれた、、、中にはヒョウ柄のジャケットでパチンコをうってると、、、となりで「おめえどこのもんだ、、この町にそんなかっこでパチンコうつやつはいねえ、、」と
みな地元ヤンキー、テキヤさん,職人さん含め、、男の長髪のバンドマンを煙たい目で「よそ者」とみていた
いつか別の機会にこのWさんとのことは詳しくかくことにするが、「勝ち続ける博打の打ち方」はこの方から精神、哲学などすべておそわったのが今も役に立っている。
いつもこの方に出すお茶は「狭山茶の深蒸し」ときめていた。当時150gで2000円近くしたがこの方はきにいっていて「Nくん、うまいよ」といってくれるので、必ず携帯していた
お茶の入れ方も勉強していた22歳でこんな修行をしたのはNだけだろうとこの点は自負していた
「試験当日はあの女性の社長をWの兄貴とおもって頑張ろう」と
当日のコンセプトをきめた。
あっという間に月日は経ち、当日、、万が一にも遅刻は厳禁と事務所に30分まえに付くようにまたあのモスバーガーで時間を調節して、、気合をいれて向かった
2Fの事務所のドアをノックしてあけようとすると、、何と鍵がかかっていた、、、「えっ?なんで?」とおもったが
30分前ではやいからだと、、一旦1回におりて、それらしい、、、人がはいっていくのを待った、、、
15分前になり不安になりまた2Fの事務所のドアをあけようとするとまだ、、鍵がかかっている、、
「マジか、、いや、、、たしかに10時からといっていた」
今日のことメモした紙をみても間違いない、、、2fのドア前で張ることにした
10分前、、、以前としてだれも現れず、、、7分前、、、5分前、、、、「マジかこの事務所??」
これどっきりかなんかか?場所がちがう?いやそんなことはない、、、事務所はここだけだ、、、どうしよう、、、
と思った瞬間エレベーターがあいて女の人がおりてきた、、出会い頭に「あっ今日実地試験でおせわになるNと申します、、○○さんか社長はいらっしゃいますか?」
というと「ああ、、なんかいってたかな、、、社長はまだこないとおもうよ、、とりあえずこの前の席でまってて」
と言われた
しかし5分前までだれも来ないなんて「この会社ぶったるんでるな、あの凛とした社長も案外なあなあなのかな、、、?(心で)」と言われた席にすわった、、
ほどなくして電話連絡をしてくれたデスクの男性がきた、、
私N「おはようございます!本日から5日間よろしくお願いします!」というと
男性スタッフ「とりあえず社長が30分以内にくるからちょっとまってて」といいべつのフロアにいってしまう
どうやら他の階にもオフィスを借りているようだ、、
ただ、驚いたのはオフィスの電話はドア越しにも聞こえていたが「鳴りまくっている」
この事務所の有名人は1人だけだ、、、さすがに「売れているのがわかる」
電話はみな1コールでとっている、、、「かなり訓練されている」
やはりあの社長は「厳しく人をしつけるタイプだとわかる」
そんななかの1本は社長からだったようだ、、ある女性が「社長を迎えにいってきます!」といいでていった
いよいよあの社長がくると同時に試験開始だ、、、
なぜか「あの社長」を思い出すと,、緊張しない私Nが、、じわじわと緊張してしまう、、、
女性の親分に付いた経験がなく、、、いまいち自分のキャラや子分のイメージがピンとこないわけだ、、、
このイメージが決まればうまくいくのは分かっていたが、、、さぐりさぐり相手の好みをみつつやるしかない、、
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