「社長を迎えにいった女性」が事務所をでてから約20分ほどして、事務所のドアがノックなくガチャと空き、「あの女性社長」が入ってきた
私Nはすかさずたちあがり「本日から5日間よろしくおねがいします!」と大声で挨拶をしたら、
社長「おはよう!よろしくね!」とわりと機嫌はよさそうだった
社長はデスクに着くや否や山積みの紙資料(バインダーにかなり集め20枚以上あるであろう)になにやらメモをかきだした、、そして
社長「はいNくん!そこのファンクラブって引き出しに入れて!それとこれは経理のひきだしに、、」
私N「は、はい!」
と返事をしたものの頼み事をされるとは思わず、あわてて後ろの棚をみると細かく7つぐらいの引き出しがあるプラスチック製品の棚に「出版」「ファンクラブ」「経理」「総務」「○○」「○○」とシールが貼られたひきだしがある
メモをかいた紙をいれはじめると
社長「これは○○」「これは○○に」、、ととまらない早業でつぎつぎにメモをかいた紙が渡されて、、ついていけない、、
N「あれ?、、社長すいません、、、これは、、、経理で、、」
社長「Nくん、急いでいるのがわかるでしょ?私が急いでいるときはあなたも急いでやるくせをつけなさい!書類をみれば、、経理のものだとわかるでしょ?自分でわかることをすぐに聞かないこと!」と一括されてしまった!
私N「は、はい、、すいません、、」経理、総務、、ファンクラブ
渡されたらすぐにいれる、、すぐにいれる、、、
社長はこの間に来た電話を次のようにさばいた
スタッフ「社長、○○の○○さんからお電話です」
社長「折り返すわ」というと
社員は「申し訳ございません。まだ打ち合わせが、、後ほどおりかえします、、」
そして重要な電話は
社長「でるわ!、、あ、どうも○○さん、、」と書類をみながら電話も次々にさばくのである
そのスピードの速さはものすごくとても普通の御年52歳のおばさまとはまるで違う次元の生き物としか思えなかった、、、
そしてそのメモはというと、別のフロアにある出版、ファンクラブなど他のセクションの「社長への確認事」なのである
例えば「ファンクラブのグッズのみつもりには」その担当者に
社長が赤ぺんで「少し高い ○○円ぐらいにしたい、、ダメなら業者さがして?○○だといくらかな?」とか
タレントの仕事の依頼には「今はむりだけど、、ドラマ終わった秋なら」「これ進めて、、ここのスケジュールで」「これはレコード会社の○○くんにまとめてもらって」など
スケジュールを一見管理する「デスク」なるあの男性(面接官だった)に指示をとばしているのだ
こうすることにより「内輪のミーティング時間と事務所にいる時間を最小限にしている」のだ
この調子で約30分間、猛烈なスピードで書類と電話をかたづけるのだが、、、
あとでもいい書類だけになると、、「これば今日かえってからだな」といい、
社長「じゃ、出るわ!Nくん運転!」と言われ
「え??運転??」と思っていると
女性スタッフが私Nの前に電話番号がかかれた複数のメモと、車のキーをわたして、
女性スタッフ「降りて右手の駐車場の2番の○○(車種)が社長の車だからよろしく!」
私N「(内心)運転、、、って俺、、都内23区の道なんてしらないよー無理でしょいきなりは、、」
社長「はい、これもって、、(と社長のカバンを渡される)じゃいってきます!」
私Nはもうなにがなんだかわけがわからないし社長のあとをカバンをもって後につづいて事務所をでたのだ!
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