<芸能界><旅の思い出>大物俳優Yさんと紀伊半島への講演会の旅と「Nくん、芸能人なんて○○だよ!」という言葉にあの時はお返事が出来なかったが、、②

旅の思い出
2013/02/11 15:54

遠方の旅を快く引き受けてくれたYさん、出発当日は「10時に高輪プリンスに迎えにきてくれ」と言う話だった、、いかにもホテル住まいをちょいちょい入れるあたりは芸能人っぽい、、

迎えにいくとYさんは、「やあ、よろしく!」と言う感じで時間通りにきてくれて、機嫌もよさそうだった。

東京駅までタクシー移動になる(この時代は、まだ品川に新幹線が止まらない時代だ)

私N「体調の方はいかがですか?」ときくと

Yさん「ああ、調子いいよ、、きょうは、、」というので

私N「よかったです、今回は長旅になりますが、よろしくお願いいたします、新幹線での食事になってしまいますが、東京駅の大丸のお弁当のほうがよろしいですか?あとはホームの駅弁になりそうですが、、」

Yさん「きみもよくしってるな、、ホームの弁当でいいだろ、、、」

私N「名古屋駅で近鉄特急にのりかえてから、2時間ちょっとになります、、ここが長いのですが、、、田舎方面の列車でグリーンがありません、人はいないとおもいますが多少狭いとおもいます、、」

Yさん「なるほどな、、、まあ、、大丈夫だろ、、」

と、本人に道中どんな感じか、不安を与えないように先に説明をするのは、以外に大事なことなのです

東京駅から名古屋駅に行く間、駅弁で早めの昼食をとり1時ぐらいの近鉄特急に乗り換えました、

現地「紀伊長島」までは2時間以上かかります、グリーンがないため、エコノミーでなかなかくつろげない環境です

皆さんは「ふーん、それが、、」と思うでしょうが

「スター」や「大物俳優」というものがわかってないから、、そんなこというのだと、私Nはおもってしまいます

仕事を説明して「OK!」と言ったからといって、それが「必ず」ではないのです

つまり、自分が思っていたことと違うことがおこると、収録前や収録中でも「話が違う!なんだこれは!帰る!」といって帰ってしまう、、、これがスターには多いのです

素人の(一般の方)方には「まさか!」ということが、芸能界は日常茶飯事なのです

私Nも、25歳の時、今はお亡くなりになった大物俳優Hさんのドラマのリハーサルや収録の時、「この台本、セリフはおかしいだろ、、」ということで

何時間もストップしてしまった現場などたくさん経験しています

今の若いマネージャーにはまったく対応はできないでしょうが、私N今50代以上のマネージャーの人に言えば

「よくあったよね、、」と当たり前の話なのです

「一旦機嫌をそこねたら、終わり」そのことを肝に銘じています、

本番の講演は今日のよる6時半からです、講演の幕が、緞帳があいたとき、なにがなんでもそこにこのYさんがいなければ事務所は「損害賠償請求」されていまいます

そういう仕事を私Nは20年やってきていたのです

名古屋まではなにも起こる要素はない、、でも問題は近鉄特急だ、、

時間が長く、なにしろ狭すぎる、、、、一応、、、用意は多少はしてきた

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管理人

東京都出身。元芸能プロモーター歴20年。芸能屋時代ロケで47都道府県を旅しながら、うまい出し醤油やめんつゆ、調味料を日本全国から買い集め、自作ラーメンと餃子、揚げ物の研究を8年間行った。2015年に引退後は料理、FXなど独自の研究活動や勉強中心の生活をおくる。

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