というなかなかショッキングな事件のニュースがでました
30年近く前から「路上ライブ」は普通に行われてきた文化があります。1990
年ごろまでは「原宿ホコ天」でのパフォーマンスがデビューの近道ともいわれバンドブーム牽引の番組「イカ天」とならびバンド全盛期の時代
やがて、ホコ天廃止、イカ天終了になると、バンドは「路上ライブの時代に」なります
いわゆる主要駅の遊歩道や人通りの多い場所で手持ちのアンプと簡易機材で演奏するわけです
プロの世界では98年ごろに?「郷ひろみ」さんの渋谷駅前のゲリラライブもスタッフは略式起訴されました。今は有名な事務所の社長さんですが自分のタレントの話題づくりにいかに戦略として人の集まるばしょでのライブが有効であるかということを物語っています
私Nも担当していたインディーズバンドを週末は原宿神宮橋でライブさせていました、、、一定期間毎週です。警察は原宿は甘かったですね、、当時は、、98年ごろの話です
社外でみていた引き語りのアーティストは笹塚の閉店後のアーケードで歌っていました
全部が警察が出動するわけではなく、かなり大きい音を出し続けて、かつ、苦情が警察に入ったときや、著しく通行路を人があつまり交通妨害が生じたばわいに警察は「見過ごせない状況」にかぎり、国家権力で処理していくということでした
警察に注意をされて、すぐに撤収すれば、、始末書などはかかないことがほとんどの時代でしたね。
当時はCDやTシャツ、ステッカーとか物販やチケット売りまで道端でやってましたね(笑)
ライブハウスにでると、「チケットノルマ」といって最低の場所代が課されます
私Nのバンドマン時代、レギュラー出演していた神楽坂のライブハウスは2500チケット1バンド20枚で5万とか90年ごろのリアルな数字です
このノルマが場所代ゼロ円で不特定多数のお客のまえで演奏してCDなど売れるため、「路上ライブ」はいわば天国です。だから辞めるわけにはなかなかいかない
音楽は金がかかるといわれるのは、練習するにもスタジオ代、ライブをするにもノルマ代の支払い、チラシコピーやステッカー作製費、衣装代、その他と支払いがやればやるほどかさみます
人気があるバンドは500枚を売り切ったりします!そのぐらいになると、もうメジャーレーベルの大人たちが、集まってきてました、メジャーデビューますぐそこです
100人から150人ぐらいまでは身内の力でいくのですが500人から1000人はホントの人気がないといかないのです
この路上ライブを全面的に禁止してしまう法律ができてしまったら、、即席なプロモーションもなかなかできなくなるでしょう、、、
厳しい時代ですね
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